社労士テキストは最新版に買い直し!!

この時期(10月下旬~11月上旬)になると市販の社労士試験テキストや問題集の最新版が資格試験予備校などから順次発売されていますね。

私は第54回(2022年度)の社労士試験に運よく合格して試験勉強は終えていますが、2023年度版の基本テキストを買い直しましたよ。

それにしても、基本テキストは年々分厚くなって、そして値段も高くなっていきますね。

 
再チャレンジだけど、テキストは高いし昨年のでいいよね。
 
よしひろ
テキストは絶対に最新版に買い直してください!!特に独学合格を狙うなら買い直しは必須ですよ!!

社労士試験を独学でチャレンジする方は、基本テキストと過去問集だけは必ず最新年度版に買い直してくださいね。もうこれは社労士試験を受けるための最低限の投資です。

古いテキストではダメなの?

古いテキストをそのまま翌年度も使い続けたくなる気持ちは分かります。古いテキストを使い続けたくなる理由としては、

  • 高い。テキストだけで4千円。過去問集も買いそろえたら1~2万円の出費
  • 色々と書き込みをしている。買い直したらリセットされてしまう。
  • そもそもほとんど内容変わってないのでは?
  • 受験雑誌の法改正特集号を購入すれば法改正の対策は十分では?
  • (最新テキストの発売前から勉強を始めている場合)途中でテキストを変えたくない

といったところでしょうか。確かにどれも気持ちは分かります。

古いテキストでは絶対に合格できないかと聞かれると、絶対合格できないわけではないと思います。法改正された部分を丁寧にフォローしていけば問題はないです。

ただ、これはかなり非効率です。独学者が一人でこれをやるには法改正部分のフォローだけで相当の労力を要すると思います。

なので、さっさと最新版のテキストを購入して本来の労力を割くべき部分に注力すべきです。

テキスト買い直しで知識の再整理を

多くの受験生はテキストにマーカーを引いたり書き込みをしたりして自分なりの整理していると思います。

多くの書き込みや手垢で黒ずんだページが勉強を頑張ってきた証に思えて、使い込むほどに愛着がわいてきますよね。

でも、勉強するにつれて実力が付いてくると、自分にとって重要なポイントも変わってくるはずです。

初学者の頃は基本的な部分が大切とマーカーを引いた部分が、今の自分にとってはもう完璧に知識として定着して見直す必要すらなくなっているかもしれません。

資格試験予備校の長年のノウハウによってテキストは年々ブラッシュアップされ、基本的には必要なこと重要なことしか書いてありません。何年も使い続けているとテキスト全部にマーカーを引くことになってしまいます。

そこでテキストを買い直すことで、今の実力の自分にとっての重要な部分や苦手な部分に精度を高めてマーカーを引いたり書き込みをすることで、これまでより内容の濃いテキストとなり、さらに知識の再整理につながります。

お薦めのテキスト

独学者向けに私がお薦めする基本テキストは「ユーキャンの社労士速習レッスン」です。

他のテキストは書店で立ち読みする程度にしか把握していませんが、文字の大きさ、行間の空け方、余白のとり方など、一番すっきりして見やすいと思います。

他には、暗記ポイントが枠線で囲ってあったりしてポイントが分かりやすい、図での説明が他のテキストに比較して多い、過去問で問われる+αの知識も欄外に「補足」として網羅されていて一冊で十分な内容になっている、などなど。

私はテキストと問題集を同じシリーズで揃えなかったので、問題集とのリンクの分かりやすさなどは分かりませんが、その点も他のテキストと同程度には分かりやすくなっているのではないでしょうか。

まとめ

ということで、独学で社労士試験合格を狙う方は必ずテキストは最新版に買い直してください。

私は日ごろ企業の労務人事部門で仕事をしていますが、日ごろの仕事で参照するのにも簡潔かつ網羅的にまとめられて役立つので、受験生ではありませんが最新版のテキストを購入しました。

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