割と真剣に転職を考える

最近、割と真剣に「転職のこと」を考えています。「転職」というよりも「移籍」に近いかもしれませんが。

転職なんて考えたこともなかった

私の経歴を簡単に申し上げると「地方の大学を出て、新卒で地方の会社に入って20年」。

以上です。

これまで一度も「転職」を考えたことはありませんでした。

処遇に不満があるわけでもないし、3年おきに異動があって勤務地も仕事も変わるので、仕事に対するマンネリというのもあまり感じたことがありません。20年間会社に所属していて、現在の所属で8カ所目。平均すると1つの部署に2.5年。これはこれで短すぎるのかもしれませんが。。。

そんな私が、最近、割と真剣に転職のことを考えています。というか真剣に考えてみた方がいいのかなと思っています。

子会社への転職という選択肢

今、私は子会社に出向中です。子会社といっても、資本関係に無いいくつかの会社の共同出資で設立された会社なので、世間一般で言われる親会社-子会社の関係とはちょっと違う感じです。

売上や利益は出向中の子会社の方が稼いでいるし、働き方や人事制度も進んでいるし、何より出向中の子会社の方が処遇が断然上なのです。

ただ、設立間もない会社なので、人材含めて色々な面で未整備なところもあり、以前から移籍について声を掛けられていたのですが、社労士試験に受かってから、結論は別として、一度真剣に考えてみてもいいのではと思い始めています。

親会社にバレると明らかな引き抜きなのでヤバイのですが、私にとってマイナスがあるわけではなく、むしろプラスが大きい話なので、親会社に対して「引き抜き受けています」と告げ口したりはしないのです。

移籍のメリット

移籍することのメリットをあげると

  • ベースの処遇がアップする
  • 移籍と同時に管理職に昇級するかもしれない
  • 働き方がかなり柔軟。今は東京に単身赴任中ですが、単身赴任を解消して自宅から常にテレワークで働くことが可能になります。下手したら定年までずーっとテレワークも可能になります。
  • 国内にいる限りは異動はあっても転勤(引っ越し)がない可能性が高い。
  • 希望すれば海外赴任できる可能性がある(希望はしないけど)。
  • 兼業・副業が認められている

ざっとこんなところですが、移籍を真剣に考えてみるべきかなと思った一番の要因はやはり「兼業・副業が認められていること」です。社労士資格を活かそうと思ったときに、籍がある親会社だと兼業・副業を認めてもらえるかどうかがかなり不透明ですが、子会社では兼業・副業OKと大々的にアナウンスされています。

移籍のデメリット

一方で移籍に伴うデメリットもやはりあります。

  • トータルで定年時に受け取る退職金が減るかもしれない。
  • キャリアの幅が狭まって今後仕事にマンネリを感じる可能性がある
  • 単身赴任が長引くかもしれない

親会社に比べて会社組織は小さく、社員数も少ないので、役職が変わることはあっても、仕事がずっと変わらない可能性があって、マンネリ化するかなという心配はしています。

また、常にテレワークが可能とはいっても、ライン長などの役職になれば常時テレワークというわけにもいかなくなるでしょうから、やはり単身赴任が長引いてしまう可能性も高いです。

まとめ

結論としては「移籍しない」ということになると思いますが、まだまだ「終身雇用が当たり前」と思っている世代のサラリーマンとしては、真剣にキャリアについて考えるいい機会ではないかと思いますので、もう少し真剣に「転職のこと」について考えたいと思います。

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