社会保険労務士試験合格してから早1年4か月。事務指定講習が終了してから早5か月。
兼業社労士としてやっていけないかとは思っていたものの、「やっぱりね」と言うべきか、開業に向けた準備には全く着手できておりません。
私が勤務する会社では、「今年度中にも副業解禁!」との話があったのに、一向にその動向が聞こえてこないので、担当部署の知り合いにこっそり聞いてみると、どうやらもともと副業禁止ということでもなかったようです。
これまでも、これからも申請して許可を受ければ副業はOKだったんだとか。
ということで、すでに兼業社労士になるための物理的な障害はないわけですが、昨年秋に事務指定講習を終えてからは、衛生管理者、簿記、情報処理技術者などの資格取得にハマってしまい、現在も簿記の勉強に忙しく、、、ということを言い訳に、特にこれといった準備を何もしてこなかった、というわけであります。
そうだ『その他登録』しよう
このまま放っておけば、試験勉強で得た知識も忘れるばかり。時間が経つほどに、資格を活かして何かしよう!という気持ちも薄れ、結局は死の床で「頑張って社労士の試験合格したけど、、結局何もしなったな・・」という未来が見えた気がしたんです。。。
とにかく何か行動を!
とはいえ、今は半ば趣味のようになっている資格取得に関して、この先1~2年ぐらいはチャレンジする資格も決めてしまっており、その勉強に時間がとられそう。
とうことで、「開業」登録ではなく、まずは「その他」登録することにしました。
誰が「その他」登録なんてするんかな、と思っていましたが、私のような者のための登録区分だったのですね。。。。
けっこうかかる登録に必要なお金
登録するだけで結構な出費です。
「開業」や「社員」と比較して、社労士会の入会金などは低い金額に設定されているものの、合計20万円近い出費となります。
一律で必要な登録免許税と登録料で6万円。都道府県によって異なるけれど10万円前後の社労士会入会金。その他諸々の費用で数万円。
あとは、社会保険労務士証票や会員証に載せる写真の撮影代。もしかしたら一生モノ?ということで、私は4千円もかけてしまいました。
さらに今後は毎月の会費も支払っていく必要があります。
私の場合とてもラッキーだったのが、登録免許税や登録料、社労士会の入会金に対して、会社の福利厚生制度から補助が出たことです。13万円ぐらいは会社から補助がもらえました。
登録するのもけっこう大変
まずは登録に必要な書類を作成したり集めたりする必要があります。
登録申請書は、合格発表の際、合格証書などと一緒に郵送されてきますので、それに必要事項を記入します。
添付書類として、ダウンロードしてプリントアウトしておいた事務指定講習修了証や住民票の写し、写真を提出するための写真台帳、などなど。
必要書類が揃ったら、おつりがないように現金を揃えて、平日昼間に社労士会の事務所まで出向く必要があります。
ただし、行きたいときにフラっと事務所に行けばよいのではありません。登録希望月の前月25日までに事前に電話連絡のうえ出向く必要があるのです。
私の場合、ちょうど会社を休めそうな日があったので、その前日に社労士会に電話をかけてみたところ、「明日は予定が詰まっていて難しいですね」と言われてしまいました。
え?ってなもんですよ。そんなに登録者が殺到するものでしょうか。。。
「明日でないと、平日昼間に事務所にお伺いするのが難しいので、何とかならないでしょうか?」と粘ってみると、「確認してみるので、折り返し電話します」とのこと。
30分後に折り返し電話があり、先方から時間を指定されたものの、なんとか登録に行くことができることになりました。
窓口では、書類の確認と会費引き落とし口座の確認、新入会員オリエンテーションの案内など20分ほどで入会手続きは終わりました。
事務局の方からは、その日から「せんせい」と呼ばれ、なんだか恥ずかしい思いも。
後日郵送されてきた社会保険労務士証票です。
これからたくさん研修などに参加します!そして、そんなに遠くない将来、「開業」登録に変更して、兼業社労士としてやっていきたいと思います!